日常の必需品を美しいインテリアに変える、TPHスチール製ティッシュペーパーホルダー

ノリコ・オタカによるシンプルで機能的なデザイン

ティッシュペーパーは日常生活に欠かせないアイテムでありながら、その存在は部屋のインテリアに馴染むことが難しい。そこでノリコ・オタカがデザインしたTPHスチール製ティッシュペーパーホルダーは、その問題を解決する。シンプルで美しいデザインのこの製品は、オフィスやリビングルームなど、どんな場所にも適応し、空間をより美しくする。

ティッシュペーパーは、その存在感が強すぎてインテリアになじむことが難しい。しかし、このTPHスチール製ティッシュペーパーホルダーは、その問題を解決する。ティッシュペーパーをパッケージから取り出し、トレイの間に挟むだけで使用できる。逆U字型の形状は幅を短くし、さらにスムーズにティッシュを取り出すことができる。また、スチール製なので、マグネットを使ってポストイットボードとしても使用できる。

この製品は、シンプルなデザインでありながら、サンプルを作るためのプロセスは多く、特にホルダーからスムーズにティッシュを取り出す動きを作るのが難しかった。トレイの重さと二つのプロップのバランスが問題であり、4回目のサンプルでようやくこのモデルを完成させることができた。

製品のサイズはW235mm D140mm H85 mm、重さは550gで、ボディはスチール、ロッドは真鍮(メッキ)で作られている。シートメタルで製作され、二つのトレイの間に紙を挟み、上のトレイから取り出す。上のトレイには紙を固定するための二つのプロップがあり、逆U字型にすることで小さくし、どんなサイズの紙にも適応する。適量は150〜160枚で、厚さは約4.5cmである。

このデザインは2018年8月に東京で始まり、同年12月に石川県で完成。2019年2月にギフトショー東京のホテルエリアで展示された。この時代のテクノロジーは進歩しているが、ティッシュペーパーは誰もが必要とするものである。日常の必需品をインテリア製品に変えることができる。製品は高品質な職人技を持つ日本の工場で作られ、TPHスチールはこの職人技を活かして手作りされた。

このデザインは、2020年のA' Furniture Design Awardでアイアン賞を受賞した。アイアンA' Design Awardは、プロフェッショナルで産業的な要件を満たし、業界のベストプラクティスと適切な技術特性を統合した、よくデザインされた、実用的で、革新的な創造物に授与される。彼らは満足感とポジティブな感情を提供し、より良い世界に貢献する。

このデザインは、日本の実用新案登録証を取得している。これは、デザインの特許、知的財産、商標、または登録著作権に関するデザイナーの注記である。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: OTAKA NORIKO
画像クレジット: OTAKA NORIKO
プロジェクトチームのメンバー: OTAKA NORIKO
プロジェクト名: TPH
プロジェクトのクライアント: OTAKA NORIKO


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